アジアン雑貨
2014/9/17 更新
アジアン雑貨、これは比較的知っている方も多いはず。皆さんも結構見たことある人がいると思うのですが、アジアン雑貨というのは、その名前の通り、アジア各国で製造、製作されている独特の風合いを持つ雑貨のことを言います。とは言っても、アジアだけでも国によって様々な違いが出てきます。これらの違いを全部ひっくるめてそういった風に呼んでいるわけですが、それは間違った覚え方なのです。
アジアン雑貨と一言で言っても、細かく分けると中国、バリ、ベトナム、インド、タイ、フィリピン雑貨など、その種類は多岐に渡ります。それら全てがひっくるめられ「アジアン雑貨」として日本国内に入ってきているというわけです。中国雑貨で有名なのが『大中』や『宇宙雑貨店』です。安い原価でわざと安い感じの雑貨がいっぱいで、おもちゃやきのこ雑貨などもおいてあります。
また、日本もアジア諸国の内の一つですので、比較的何処の国のアジアン雑貨でも、日本人は好んで使ったりしているようです。アジアン雑貨の特徴としては、日本の「和」とのバランスがよく取れると言うことが一番の特徴ではないでしょうか。畳の部屋に和小物と合わせてベトナムのアジアン雑貨が置いてあったとしても、恐らく皆さんは違和感の一つも抱かないでしょう。それだけアジアン雑貨は日本の「和」になじめると言うことなのです。
管理人もアジアン雑貨は好きですよ。食卓を演出する綺麗な柄のランチョンマットなどもよく使っていました。カントリー雑貨にこだわる前はアジアン雑貨一筋でこだわっていましたからね(笑)アジアン雑貨ね、凄い落ち着きますよww色合いも明るいカラーリングのものもあるんですが日本人にはどこか落ち着ける色合いなんですよね。もしかしたらアジアの人全てに言えることなのかもしれませんが。
アジアン雑貨は世界から見られたら仕上がりも雑で、脆く、そして崩れやすいという印象が持たれているのですが、確かにその通りです。見た目もどこかちょっと小古い感じの出来映えですし、変な持ち方をするとギシギシ鳴ったりするし、少々他の地域の家具と見比べると見劣りしてしまいます。でも、やはり日本人、アジアの人達にはアジアン雑貨は何故か欠かせないものなのです。一体その魅力とは何なのか?やはりそれは、ハンドメイドと言うことでしょう。機械を何一つ使わない製法こそが、アジアン雑貨の一番の魅力なのです。
魅力は他にもあります。それは、ハンドメイドであるからこそ同じものは二度と作ることは出来ない。と言うことです。もしあなたが今使っているアジアン雑貨が壊れてしまったとしたら、これと似たようなものは買うことが出来るけれど、これと同じものは二度と手に入ることは無いのです。その儚さも、アジアン雑貨が人気である理由の一つなのでしょう。儚い分、思い入れも深くなりますからね。
日本人は高度経済成長期を経て今の日本があるわけですが、その時には多くの製造業が手作りではなく機械の手での製造に着手し、移っていきました。機械が発達したおかげで、今の私たちの暮らしは何不自由なくできるので別に文句があるわけではありませんが、もしかしたら日本人は心のどこかで手作りの暖かみというものを懐かしんでいるのかもしれませんね。
結果としてみてみると、アジアン雑貨は日本人に愛されていると言うことです!(笑)
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